書きたい事は沢山有る筈なのに中々筆が進まない。
取り敢えず今年一番心に残った事から書いていく。
今年私の頭の中を最も占めていたのは「おっさんずラブ」
言わずと知れたヒット作品だ。
元々ドラマは見ないタチなのに何となく観てしまったのが運のツキであった。
何がそんなに私の心に刺さったのか。
単純にストーリーが面白かったのは勿論なんだけど、
”自分の幸せは自分自身が生きていく中で見付けるもの”
というメッセージがめちゃくちゃ心に刺さったからだと思う。
主人公の春田創一は異性愛者で
「ロリで巨乳が好き」
な33歳独身。
ただそれは自分自身が決めつけている形で、実際に好きになったのは
そのどちらの条件も当て嵌まらない後輩の牧凌太だった。
牧を好きになった理由は色々あるかもしれないけれど、
多分単純に一緒にいて心地良く、楽しかった。
喧嘩しても相手を無下に出来ない優しさ、
仕事に対する謙虚で直向きな姿勢、
意外と子供っぽくて怒りっぽい所、
そういう理屈ではなく人を好きになる瞬間がストーリーにちりばめられていて、
他人だけではなく自分自身が自分の幸せの形を決めつけていたのかもしれない。
そうじゃないよなぁ。と気付かされた。
このドラマは視聴率は全然良くなかったのにSNSで反響を呼んでここまでの話題作になったのも、そういったストーリーも、時代を作った新しくて優しい作品だった。
映画化も非常に楽しみ!!
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