3.11.
みんなの家が、故郷が、帰る所が無くなった日。
宝物だった物が海水と泥にまみれたゴミになった日。
大切な人の大切な人たちがいなくなった日。
神様なんていないと知った日。
自分の中の何かが壊れた日。
自分は沢山の人に支えられて、想われている事を知った日。
風呂なんか3日入らなくても平気だと知った日。
でも一週間は厳しいと知った日。
通った事の無い小学校の窓の割れた教室の床にビニールシートをひいて家族でくっついて眠れぬ夜を過ごした日。
沢山の物を、人を無くして、忘れていた本当に大切なものを知った日。
私たちにとって3.11.は過去ですが、まだ笑って話せる思い出にはなっていません。
あの日の苦しみは今も続いているからです。
具体的にあげればきりがありません。
忘れたふりをするのは簡単ですが、声に、言葉に出さなければ私たちは、この思いは無いものと同じになってしまいます。
長いので見たい人だけ観て下さい。
格好良くなくていい。下手くそでも自分の想いを形にしていく格好良さを教えてくれます。
今一つだけ言いたいのは、原子力発電所反対!!
それだけです。
私たちは自分たちの故郷にお別れが出来ました。
でも今も、壊れた故郷に帰れない人たちが沢山います。
放射性物質が大量に含まれた海水を知らんぷりして流し、廃棄物を押し付け、平気な顔をしている人たちがいます。
私はそれが絶対に許せない。
平気だというなら東京湾に、永田町に埋めればいいじゃないか。
国民の事を考えたら、どうするべきか、答えは一つしかないのに!!!!
これは私の意見です。
あなたはどう思いますか?
どう思うか、言わないとその思いは無いものと同じです。
友人にでも、ツイッターにでも、言いやすい、書きやすい所に、形にしていくべきだと思います。
あなたの町が、家族が当事者になったらどう思うか、一年に一度のこの日に考えて欲しい。
どこの国だよって、笑いたくなる。
たしかに町があったのに。
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