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よくテレビ番組のBGMやお笑いのネタのバックで流れる事も多いのでご存知の方も多いと思いますが。
ギターボーカル川島道行さんの脳腫瘍が最初に発覚したのは1997年。その後3度の脳腫瘍を克服したが、2014年3月のツアー直後に脳腫瘍の4度目の再発が確認された。余命約2年の宣告を受け、音楽活動ができる残された時間は半年から一年だろうという事実を突きつけられながら完成させたアルバムを持って全国を周ったツアーのファイナル仙台。
メンバーの中野さんはブログで「どうか安心してください」と言いながらも、髪の毛がすっかり抜け落ち、完治する事のない腫瘍と共に回るツアー。
誰もがもう最後のツアーになるかもしれない。と思い、姿を目に焼き付けようとしているのが開演する前からひしひしと伝わっていた。
結論から言うと、人生で一番感動して、格好良くて、セトリも演奏も演出も最高のライブでした。
凄すぎて言葉にするのが難しい。
ただ、死を覚悟した二人が鳴らすのは希望と命の曲だった事に感謝と感動した。
星野源もだけど、命が終わるかもしれないぎりぎりの所まで行った事のある人たちの鳴らす音楽を聴ける事なんてそうそうないし、そうなった時、人は明るい音楽を作るんだなぁと思った。2014.12.31.の中野さんのブログが泣ける…
本当にいい記事だから是非読んで下さい。
練りに練られた、新しいアルバムの完璧なセトリをこなし、アンコールで川島さんが
「皆、この曲聞きたかったでしょう?」
と言わんばかりに鳴らしたKick it outとBROKEN MIRRORでニコニコしている姿が最高に可愛かった。
ブログもツイッターも、二人が一日いちにちを大切に、刻み込むように過ごしているのがひしひしと伝わる。
これからもずっと聴いていきたい大好きなバンド。